こんにちは。john.pです。
前回記事でLiSAさんのSUUMOのCMを見て、8mmフィルムの映像を撮りたい!と思ったのですが、8mm フィルムの取り扱いはとっても面倒でフィルム代やらなんやら、かなりコストもかかります。
なんとか手軽に8mm フィルム風の映像を撮れるものがないかなぁと探していたところ、今回の商品を見つけ、速攻購入しました!!
早速届いたので、今回はFragment8のレビューをしていきたいと思います。
かなりおすすめです!
fragment8とは?
Fragment8はLofty factory Co.という香港を拠点にする会社が開発したカメラです。
本物のフィルムカメラでは大変なデータ化ですが、こちらのカメラでは本体にSD カードを挿入することで8mmフィルム風の映像をそのままデータとして保存することができるという優れもの。
バッテリーは充電式となっていますが、ちょっと残念なのが Micro USBの端子がType Cではなくひと昔前のType B(台形のやつ)なところですね…。
ちなみに充電ケーブルやSDカードは付属しておらず、自分で用意する必要があります。
重量は250g。寸法はL110 x W90 x H40mm
本体はプラスチッキーなおもっちゃっぽい感じ。高級感はないですがそこがまた愛くるしい。
本体に収納されている持ち手もついていて、見た目はかなり可愛いです。
持ち手を持ちながら撮影している時の感じもまさに8mmフィルムカメラで撮影しているような雰囲気を醸し出してくれます。
その場で動画のチェックはできず、後でパソコンに取り込んでからのお楽しみ。
本体内部に3つのレンズが収納されており、もともとついているノーマルレンズと合わせて計4つのレンズが付属しています。
取りたい映像や場所など環境に合わせてレンズを選択し、様々な映像を撮ることができます。
ちょっとレンズの付け外しが、、というかかなり面倒ですが、そんなところも愛しいところです。
Fragment8で実際に撮影してみた!
早速屋外そして夜間にFragment8で撮影を行ってみました。
撮影方法はシンプル。
電源を入れ本体前部についているレバーを右に倒すと撮影が開始されます。
倒しっぱなしにしている間撮影されており、離すと止まります。
1回の動画撮影で最長2分まで撮影可能。
レバーを左に倒すと写真撮影もできます。
半日使い倒してバッテリー残り1/3くらいでした!
側面についているスイッチを回し「Movie」または「Gif」に合わせると電源が入ります。横のスライド式のボタンで9fpsと24fpsの切り替えができます。
電源が入ると後ろのインジケーターが白く光り、撮影中は赤く光ります。
撮影中は8mmフィルム風のカラカラカラという音もなり、テンション上がる〜!
実際に撮った映像がこちら
撮影した映像を適当にカットして並べてただけですがかなり良い感じの仕上がりになっています。
これにお洒落な音楽なんかつけたらそれだけでさまになりそうですね!
ちなみに録音機能はない為、撮影した映像は無音になります。
各種フィルターレンズでの撮影
では3つの付属しているカラーフィルターで撮影してみます。
まずはイエローフィルターから。
全体的に黄色味がかった映像に。エモい!
そしてブルーフィルター。
これはこれでいい味出してますね。今回違いが分かるように同じ場所で撮影していますが、シチュエーションによってはかなりお洒落な映像が撮れそう。
最後にCPLフィルター。
こちらは光の反射を除去する偏光フィルターだそう。ちょっとこの映像ではノーマルのレンズと違いが分かりずらかったですが被写体の色味を鮮やかに映し出すそうです。
9fpsと24fpsの違い
続いてfpsの違いです。fpsとはframes pre second の略で1秒間に何枚の画像が使われているかを表す単位です。この値が小さいとカクカクした動きになります。
9fpsは24fpsの動画と比べ、カクついた動きでよりレトロ感が増しますね。
GIFアニメーションの撮影
Fragment8は簡単にGIFアニメーションが撮影が可能です。
通常であれば撮影した動画を編集してGIFを作成しなければならないのですが、こちらは側面のスイッチを「GIF」に合わせて撮影すればそのままループするGIFアニメとして保存されます。
最大4秒間の撮影が可能で、どちらのfpsでも撮影できました。
夜間の撮影
試しにダメ元で夜間の撮影をしてみましたが、意外や意外。結構良い感じに撮影できてました!
これならイルミネーションなんかもお洒落な映像が撮れそうです。
実際に撮影してみて
今回Fragment8で実際撮影してみて、かなり楽しかったですね!
撮影が終わって帰ってきて映像を確認した時は感動しました。
8mmフィルム風の映像だと何気ない場所だったり、普段気にしないところなんかも、かなりいい映像に仕上がっていたりするので、「ここはどうかな?」とワクワクしながら撮影できました。
ファインダーを覗きながら撮影するのが結構大変だったり、手ぶれ補正もないため、カメラを出来るだけ固定しなきゃいけなかったりとか面倒なところもありますが、そういうところも含めてすごく撮っていて楽しいと思えるカメラです。
音声は入らないので、撮ってそのままの素材を楽しむというよりは、撮影した動画を編集して音楽をつけたりして完成させるというところがあるので、そういったことが苦手だったり、好きじゃない方にとっては向いてないかも。
とはいえ、今は動画編集のアプリなどで AI が自動でカット編集して音楽つけてくれたりもしてくれるので自分で編集する自信がない方は、そういったアプリを使うのもおすすめ。
あとはSNSとかショート動画とも相性良さそうですね。
何気ない日常が光り輝く
Fragment8は最近の便利で高性能過ぎるスマホのカメラ機能などに比べると劣るところはたくさんありますが、それに勝るいいところもたくさんあります。
どんな映像が撮れるかワクワクしたり、いつも目にいかないところに目がいったり。
普段の何気ない日常や風景を光り輝かせてくれる。そんなカメラだと思います。
というわけでFragment8とってもおすすめです!
こいつを相棒にして色んな所に出掛けたいと思わせてくれるカメラでした。
皆さんもお出掛けのお供にいかがでしょうか?
ではまた。