キャンパーやアウトドア好きには有名なOPINEL(オピネル)のナイフ。
すでに持っている方もたくさんいるだろう。あるいはまだ持っていない方でも少しアウトドアに興味がある方なら知っているはず。
そんな私も大好きなOPINEL(オピネル)のナイフだが、アウトドアシーンだけで使うのはもったいない!
結論から言うと、No.12なら普段使いでも全く問題なく使うことができます。
今回はそんなOPINEL(オピネル)のナイフについてとNo.12を普段使いしてみての感想をお伝えしたい。
OPINEL(オピネル)とは
OPINEL(オピネル)は、1890年にフランス・サヴォワ地方の山村で誕生した。
伝統あるナイフメーカーとして130年以上の歴史を持ち、現在もメイドインフランスにこだわり、フランス国内で熟練した職人の精密な手作業によって作られている。
あのパブロ・ピカソも愛していたと言われ、世界中の人々が愛用しているナイフメーカー。
OPINEL(オピネル)の折り畳みナイフの選び方
オピネルは現在シェフナイフや三徳ナイフなど様々な用途のナイフを販売しているが、オピネルといえばなんと言っても折り畳みナイフだ。
その美しさと実用性からアウトドア好きの中でもファンが多い。
ウッドで作られたナイフの柄の中にナイフを折りたたんで収納できる。その様は美しいの一言。持っているだけでテンションが上がる一品だ。
素材で選ぶ
素材はカーボンスチールとステンレススチールが用意されている。
カーボンスチールの方が軽く、切れ味が増すがメンテナンスに気を遣う。一方でステンレススチールの方は錆びに強くメンテナンスにも優れアウトドアでもタフに使える。
初めての1本にはステンレスモデルをおすすめだ。
ナイフの種類で選ぶ
オピネルのナイフの種類は刃の長さでNo.2からNo.12まで番号で分けられいる。大体刃の長さが5mm刻みで展開している。
以下にNo.ごとの刃の長さをまとめてみた。
型番 | 刃の長さ | 型番 | 刃の長さ | |
No.2 | 約35mm | No.7 | 約80mm | |
No.3 | 約42mm | No.8 | 約85mm | |
No.4 | 約50mm | No.9 | 約90mm | |
No.5 | 約60mm | No.10 | 約100mm | |
No.6 | 約73mm | No.12 | 約120mm |
自分の用途に合わせて細かく選べるところが嬉しい。
OPINEL(オピネル)好きなら全てコレクションしたくなってしまうほど魅力あふれるナイフだ。
用途に合わせて選ぶ
定番の長さはコンパクトさと実用性をかね備えたNo.8とNo.9。アウトドア用途には最もスタンダードで、料理やブッシュクラフトなどオールラウンドに使える1本だ。
小柄な女性やサブナイフとしてはNo.6、No.7もおすすめできる。それ以下になってくるとかなり小さく用途も限られてくる。
No.10とNo.12になってくると刃渡りも長く、携帯性を損なってくるが、その分固い材料でも切るときに安心感があり料理には使いやすい。
OPINEL(オピネル)のNo.12を普段使いするという選択肢
そして今回はNo.12のナイフを普段使いの包丁と兼用してしまおうという話しだ。
定番のNo.8、No.9も良いけれど、普段使いするにはちょっと心もとない。
No.12であれば刃渡りも十分あり、普段使いできる大きさだ。オピネルはナイフとして優秀であり、そこらの包丁よりは使いやすいのではないかと考えた。
実際に普段使いしてみる
実際に半年ほど普段使いしてみた結果だが、全く問題なく使えている。
にんじんやカボチャなど固い材料でも難なく切ることができるし、ステンレススチールのブレードを選べば錆にも強くお手入れも普段使っている包丁と同じように扱える。
ただデメリットも若干あるにはある。
No.12を普段使いするメリット2つ
- まず見た目がおしゃれ。
- メリットがいきなり見た目かい!と思ったかもしれないが、見た目って結構大事だったりする。使っていてテンション上がるし、何よりこんな美しいナイフをアウトドアだけで使うのはもったいない。毎日使うことでより愛着も沸く。
- メリットがいきなり見た目かい!と思ったかもしれないが、見た目って結構大事だったりする。使っていてテンション上がるし、何よりこんな美しいナイフをアウトドアだけで使うのはもったいない。毎日使うことでより愛着も沸く。
- アウトドア用のナイフと兼用して使うことができる
- No.8やNo.9のナイフに比べれば大きいが、それでも十分コンパクトになる。まだオピネルのナイフをお持ちでない方はNo.12を1本買っておけば、普段使いとアウトドア用のナイフが1本で済む。アウトドアで使うナイフに普段から使い慣れているナイフを使えるっていうのも大きなメリットになる。
No.12を普段使いするデメリット2つ
- 扱いにちょっと気を遣う
- ブレードはステンレススチールなので扱いは楽だが、柄が木でできているためそこには少し気を遣う。水分を含むと膨張して刃を収納しずらくなる事がある。なので使った後はすぐにふきんで拭いてしっかり乾燥させる必要がある。
- ブレードはステンレススチールなので扱いは楽だが、柄が木でできているためそこには少し気を遣う。水分を含むと膨張して刃を収納しずらくなる事がある。なので使った後はすぐにふきんで拭いてしっかり乾燥させる必要がある。
- 三徳包丁の使いやすさには勝てない
- 実際No.12のナイフは普段使いすることに全く問題ないが、それでもやっぱり料理に特化した三徳包丁の実用性にはかなわない。特に刃のあごの部分がほとんどないため、普通に切り下すとまな板に持つ手が当たる。この辺りは慣れれば問題はないが。
まとめ
今回はオピネルのNo.12のナイフを普段使いしてしまおうという話しだったが、実際使っていてなんの問題もないし、これからも使い続けていく。
オピネルのナイフは美しく、使っていて気持ちが良い。少し扱いづらさはあるが、そこもまた愛着が沸くし、何より道具を大事に扱おうと思える。
もうすでにNo.8やNo.9のナイフをお持ちの方も、まだ持っていない方もこれを機会にぜひNo.12のナイフを手に取ってみて欲しい。
オピネルのナイフを普段使いすれば毎日の料理が楽しくなること間違いなしだ。
ではまた。